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「顔面神経麻痺」 59歳 女性 口から物がこぼれることが始まりだった。

初診日    平成24年10月5日


氏   名   K.T

住   所   大阪市 平野区

性   別   女性

年   齢   59歳

職   業   事務職

ご 症 状     3か月くらい前に夕食時、口から物がこぼれ出ることが始まりだった。
次の日には右の口がとまぶたが垂れ下がり、度々らない様子。
脳神経科を受診すると「末梢神経性の顔面神経麻痺」と診断される。
ステロイド(副腎皮質ホルモン)の点滴を1週間続ける。
あまり、変化がなく今日にいたる。

病  歴         高血圧・血糖値が高い(糖尿病まではいかない)

食の嗜好       好き嫌いはない。便通維持のため牛乳と果物をよく食べるようにしている。

当院の考察      血糖値、食の嗜好、触診による肉付きなどから推測して
体が陰性(冷える、膨張)に傾いたことが原因と考えられます。
こめかみ部の三叉神経分岐点に異常な緊張を見ます。
麻痺側と反対側の左側も異常緊張が見られ、体全体の神経の
「緊張と抑制のバランス」が崩れたものと思われます。

治癒目標  週3回の施術 1か月
発症から3か月が経過しており、これ以上麻痺が続くと筋力の回復が
困難と思われますので通常よりも施術頻度を多くしました。

施術1回目  10月5日
当院での検査後、鍼灸施術は 「血行と水分代謝をとり戻す」 を目的に施術
整体施術は頸椎3-4、胸椎9-10、左右の骨盤(仙腸関節)、股関節可動域確保を
目的のために施術
「呼吸が楽になった」 とのこと

食養生検査   「空腹を感じてからの食事・よく噛むこと」 の話
「油の害」 について説明

施術2回目  10月7日
「顔はあまり、変化ない。」 とのこと
鍼灸施術は前回同様に 「肩周辺・頸椎周辺の緊張緩和」 のための鍼灸
整体施術は 前回の施術に胸椎の7番の矯正を加える
食養生検査  「白い砂糖・白い小麦」の体への影響を説明

施術3回目  10月9日
「食べているとき、物がこぼれなくなった」 とのこと
鍼灸施術は前回同様に頚椎と肩のコリを施術
顔の麻痺側の弱りのきつい個所に5本の置鍼
反対側のこめかみを中心に緊張緩和の鍼

整体施術は股関節の可動域を確保する施術

施術4回目 10月13日
「少し、顔の垂れ下がりがましになったような感じ」
鍼灸施術は前回同様

整体施術は鎖骨・胸椎の緊張を取り除くよう矯正

施術5回目 10月17日
「食べ物は完全にこぼれなくなった。顔もましなのがわかる」
鍼灸施術は「消化吸収をよくする」施術
その他は前回までと同様

その後、8回目の施術でお顔の静止状態では麻痺はわからない状態になりました。 口の右端の垂れ下がりが最後まで残りましたが徐々に締りを見せてきました。 この部は「大腸と胃の経絡の通る箇所」で消化器の弱りが今回の症状を引き起こした原因に なったことがうかがえます。 現在も1か月に1-2回の頻度で肩こりや疲労回復のため、メンテナンスにご通院いただいて
おります。